1982-07-08 第96回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第12号
その規模は、突出炭量は約四千立米、突出ガス量は約六十万立米と推定されております。 原因の推定でございます。 まず、北第五区域は、地表下一千メートルを超える深部にありまして、全体として、まず断層、褶曲の影響等のため地質構造的にガスの多い地帯であったということでございます。
その規模は、突出炭量は約四千立米、突出ガス量は約六十万立米と推定されております。 原因の推定でございます。 まず、北第五区域は、地表下一千メートルを超える深部にありまして、全体として、まず断層、褶曲の影響等のため地質構造的にガスの多い地帯であったということでございます。
第二が、先ほど御報告いたしました十五名の遺体が位置しておりました後向きの奥の方の状況、これが突出炭が急激に減っており空洞ができておったということと、中の傷みが予想以上でなかったということから遺体収容が早まったわけでございます。 残っております取り明けは、後向きの、現在残っておりますのがこの方面で百四十メートルぐらいございます。
問題は災害発生個所に至る立て入りの約五十メートルで、これは突出炭がやはりかなり上部まで埋まっておりますし、この取り明け作業は相当危険を伴う作業であり、しかも原因究明上非常に重要な作業である、こういうふうに考えておりますので、慎重、安全に、かつ迅速にこの取り明け作業を行い、現地確認等を行った上で本格的な、特にガス突出の分析を行っていただきたいと思っております。
突出炭が非常にたくさん出ておりまして、水を揚げてありますので、自然発火等のおそれもございますので非常にむずかしい作業でございまして、現在安全を期するための通気の密閉作業等もほぼ終了して、これから本格的に第五盤下の取り明けにかかる、こういう状況でございます。
それで、あと今度は延び先、五名の行方不明者がおるであろうというふうに想定いたしました延び先、これは突出炭で埋まっております。そこは依然としてやはり延び先でございますので高濃度のガスが出ております。これに対しましては、救護隊が完全に着装いたしまして、そして最前線でもってそのガスの排除作業、これを実施中であったわけでございます。
そしてガスはまだ湧出しておったであろうと認定をしておるわけですけれども、このいわゆる約四百立米ですか、と推定される突出炭があるわけですけれども、これを風管を生かして新しい空気を入れますと空気が動きます。動きますと、この埋まっておる粉炭の中にも当然突出してきたガスが包含されておったんではないか、おるんではないか。
○参考人(吉田俊郎君) 最初四〇%という報告をしまして、その後救出班が現場に入りまして、当時は酸素マスクを着装しておったんでございますが、その後、通気卸の中に風管が入っておりますが、その風管が突出炭によりまして埋まっておりました、それを直しまして通気を改善いたしました結果、約一五%から二〇%ぐらいというような報告が来ております。
救護隊は、探検を行い、多量の突出炭と高濃度の可燃性ガスを確認するとともに、五名の行方不明者を救出するため、突出ガスの排除作業を実施いたしました。
これを「着用探検中、六片一立入にて二名の罹災者(死亡一名、負傷一名一を、更にガス抜卸内にて掘進員一名を救出し、引続き探検の結果多量の突出炭を確認し、該卸に配番されていた係員一名と掘進員四名の行方不明が判明した。」これは救護隊は入ってないんですよ。だから、ちょっと答弁が違うんですね。
第一点の、これまでの政策はなぜ破綻したのか、すなわち、予想外の閉山を招いたのかという原因でありますけれども、閉山の原因には、出水、ガス突出、炭量枯渇等、いろいろその原因は多岐にわたっておりますけれども、その大半は、いわゆる収支の予想外の悪化にあったと私は考えております。
災害の状況でございますけれども、昭和四十六年七月十七日九時十五分ころ、登川区域マイナス四二五レベル東三号登川八番層東払いにおきましてガス突出の疑いが発生いたしまして、払い深部及び坑道が突出炭によりまして埋没すると同時に、ガスが坑内及び坑道に流出しまして、作業中の鉱山労働者が罹災したものでございます。
で、ガス突出といたしまして、突出炭量は五十八立米でございますので、そう大きな力ではございませんでした。したがって突出炭による倒ワクとかあるいは崩壊といったようなものはございませんでした。
突出炭量は約五十八立方メートルということでございますので、ガス突出としましては規模はきわめて小さなものである。したがいまして、倒ワクも崩壊もあまり見られないという状況でございます。 次に、災害個所の管理状況につきまして、二ページ目に書いておりますが、実はそこでガス突出が起きましたが、昨年の十二月二十五日と、ことしの一月十八日に、こういったガス突出の前兆らしいものが感知されております。
まず取り明けでございますけれども、五月十六日災害発生後、直ちに突出炭の取り明け作業を開始いたしまして、引き立て面までの取り明けを六月二十日に完了いたしております。 そのときの状況でございますけれども、立て入れ坑道は突出炭が流出いたしておりましたのみで、倒ワクあるいは崩壊というものはほとんど認められていません。
災害後の状況は、坑道引っ立てより手前着火点まで百メートルは坑道が突出炭で一ぱいに埋まり、それより東八番立て入れ坑道も相当の突出炭の流出を見、ハッパ地点より約百三十メートルまで及び、八番払いは四十メートルまで達しているとのことであり、突出炭は二千立方メートルと推定されており、突出炭の取り明けには五月一ぱい要するだろうとのことであります。
たまたま今回歌志内で発生しましたガス突出は、いままで日本で例を見ておりませんような大きな災害でございまして、普通ならば、いままでの例で申し上げますと、突出炭が大体八百トンあるいは千二、三百トンというのが最高でございます。しかし、今回の災害におきましては、約三千トンの石炭が突出しておると思われるような状態でございます。
○説明員(高木俊介君) 取り明けでございますけれども、突出炭が坑道を埋めたところの取り明けばまだ完了いたしておりません。先ほど申し上げましたように、大体今月の二十日過ぎに取り明けが完了するのじゃないかというふうに思われます。
当時、全坑内には三番方として二百三十人が配番され、そのうち登川区域には六十一人が入坑しておりましたが、五月十六日午前一時五十分ごろ、ガス突出災害が発生し、突出炭または突出ガスによる窒息のため、十七人のとうとい生命が失われたのであります。
その災害が起きまして、直ちに炭鉱におきましては全力をあげて救出をはかったわけでございますが、その災害現場におきましてはガスが充満し、かつまた突出炭がのり面から二十メートルといったような程度の、非常に大量の炭が突出いたしまして救出が難航し、当日二十一時に罹災者三名が遺体となって発見されたわけでございます。
北海道の赤平炭鉱におきまして、採炭作業場をつくるための岩石坑道を掘進作業中のところ、急にガスが突出いたしまして、作業中の鉱山労務者三名が突出炭に埋没しました。
そこで、そういうことであったわけでございますが、十日の十三時ごろ突然突出がございまして、そこに働いておりました、ボーリングをやっておりました三名が逃げおくれて突出炭に埋没した。